個人輸入で医薬品等を海外から購入しようとされる方へ

医薬品等の個人輸入には健康被害などのリスクがあります
医薬品等の個人輸入には健康被害のリスクがあります。海外のインターネットサイトを利用して個人輸入するケースが一般的ですが、偽物を販売する詐欺サイトもあることを頭に入れて購入する必要があります。未承認薬の使用による健康被害もありますが、未承認医薬品の模造品での健康被害は死につながりますのでインドの正規品をインドから輸入することをお勧めします。
個人輸入された医薬品等による健康被害の事例
厚生労働省などの報告によると、個人輸入された医薬品等による健康被害が発生しているケースがあります。詳細については、以下の情報をご確認ください。
- 海外製医薬品の副作用や偽造医薬品の情報
- 個人輸入において注意が必要な医薬品
- 無承認・無許可医薬品の情報
- 学会等からの医薬品の適正使用に関する注意喚起
個人輸入のリスク

知的財産侵害物品のバイアグラ・レビトラ・シアリスなどは税関で90%止められますが、インド製の医薬品は未承認医薬品の為、知的財産侵害物品に適応されない為、税関では止められません。通販で偽物を注文すると100%偽物が届きます。税関ではインド製の薬の模造品と言う概念が無いので購入者の注意が必要です。
日本国内で正規に流通している医薬品等は、医薬品医療機器等法に基づき品質、有効性及び安全性が確認されています。しかし、個人輸入した医薬品には以下のようなリスクがあります。
- 品質や安全性が保証されていない
- 国内での厳格な検査を受けていないため、不純物が含まれている可能性があります。
- 期待する効果が得られない可能性
- 成分が異なっていたり、有効成分が不足している場合があります。
- 人体に有害な物質が含まれていることがある
- 一部の製品では、規制外の成分や過剰な添加物が含まれているケースも報告されています。
- 偽造医薬品の可能性
- 正規メーカーの製品に見せかけた偽造品が流通していることがあります。
- 外国語の説明書のため、正しい使用方法が分からない
- 副作用や使用上の注意が適切に理解できず、誤った服用による健康被害のリスクがあります。
- 医師や薬剤師が迅速に対応できない可能性
- 個人輸入品の成分情報が不明なため、医療機関で適切な処置が難しい場合があります。
- 医薬品副作用被害救済制度の対象外
- 国内で承認された医薬品とは異なり、個人輸入品による健康被害は公的救済制度の適用対象外となります。
いわゆる健康食品・ダイエット食品等にも注意
健康食品やダイエット食品などとして販売されている製品にも、未承認の医薬品成分が含まれている場合があり、健康被害を引き起こす可能性があります。
医薬品の個人輸入を考えている方へ
- 自己判断での使用は健康被害につながる可能性があります。
- 事前に医師や薬剤師に相談することを強く推奨します。
- 日本国内で承認された医薬品を適正に使用することが、安全な治療につながります。
個人輸入による健康リスクを十分に理解し、安全で適切な方法で医薬品を使用するよう心がけましょう。
免責事項と法的注意点
当サイトの情報は個人輸入する前の注意喚起のためのものであり、医療アドバイスではありません。個人輸入する前に必ず医師に相談し、自己責任で判断することが前提で輸入できます。当サイトは厚生労働省の個人輸入の法律を抜粋して掲載しております。個人的な解釈も含まれております。詳細は薬機法の最新情報を確認してください。